日本におけるセラピードッグの草分け的存在として知られ、高齢者や障害者など多くの人達に、癒しと生きる力を与えてきたチロリ(♀ 推定15歳)が今年3月16日乳ガンで亡くなり、4月30日に東京、日本橋で「お別れの会」が開催された。ちょうど2年前のGWにロードショーになった映画「犬と歩けば チロリとタムラ」に、自身の役で出演していた元気なころのチロリの姿が偲ばれる。
20年以上前から日米でセラピードッグの育成と普及を、ライフワークとして取り組んでいるブルースシンガーの大木トオル氏(国際セラピードッグ協会代表)がチロリと出会ったのは1992年の夏のこと。千葉県松戸市で、捨てられていた母犬と子犬5匹が入った段ボール箱を近所の子供たちが見つけ、空き地で世話をしていた。やがて子犬たちは里子として引き取られたが、虐待を受けたためか左耳が折れ曲がり、後ろ足に障害があった母犬チロリ(子供たちが命名)は、心ない人の通報により、間もなく動物保護センターで殺処分されるという、そんな時に大木氏よって救われた。大木氏によりセラピードッグとしての素養を見いだされたチロリは、訓練を受け、今年1月ガンが見つかるまでセラピードッグのリーダー格として活躍をした。
国際セラピードッグ協会
映画「犬と歩けば」オフィシャルサイト
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書籍:「名犬チロリ 」大木トオル著、マガジンハウス刊
DVD:「犬と歩けば~チロリとタムラ~ 」 |